2012年8月24日金曜日

簡易懸濁の講義・実験 居宅介護についての社内勉強会

こんにちは、毎日暑い日が続きますね、
皆様熱中症には十分注意してくださいね。
外に出るときはたくさん水分をとったり、
冷やすものを持参したり、熱中症対策をしましょう!!


さて、

先日、社内勉強会が行われました。
今回のテーマは簡易懸濁法と、居宅介護についてです。

薬剤師だけでなくOTC、事務含む全スタッフが参加しました。
19:30~開始の為、
まずは腹ごしらえ☆私自身、こういう時間も、楽しみの一つだったりします。
柿安カツサンド☆☆美味しいです!!
 
 
そして簡易懸濁法の講習会が始まりました。
 
簡易懸濁法は「つぶし」の処方であっても錠剤をつぶしたりカプセルを開封したりしないで、投与時に錠剤・カプセル剤をそのまま水に入れて崩壊・懸濁させる方法です。カプセルを溶解させるために約55℃の温湯に入れて自然放冷します。水に入れて崩壊しない錠剤の場合、コーティングを破壊して水に懸濁・崩壊しやすくします。
 
医療現場において、
老化による嚥下能力の低下、固形税剤の規格単位では薬用量が合わず、調整が必要、
咽喉頭疾患などが原因で嚥下障害を有する場合など、
 
簡易懸濁法を使用することにより、たくさんの可能性が広がります。
 
私自身、薬剤師ではなく、こんな方法もあるのだと初めて知りました。
 
また、簡易懸濁法にも、適した速崩性薬剤、適さない薬剤があるということで、
 
実際にいろいろな薬剤を使い、全員で実験をしました!
ジャン!!
 
 
科学実験みたいですね~!
 
まずは55℃の温湯を用意します。
ポットのお湯と水道水を21で混ぜると約55℃になります。
そして、55℃になったお湯の中に薬剤を入れます。
これは、ポンタールという薬で、ポンタールは、疎水性の為、水がはじいてしまいました。
 
続いて、酸化マグネシウム。
こちらは、経管栄養チューブの閉塞を起こしやすいそうです。
固まっていますね、出てきません。
薬が残ってしまいました。
 
その他、マドパー、タケプロンについても、実験を行いました。
 
実際目で見ることによって、より理解を深めることができました。
 
 
続いて、居宅介護の講習会です。
 
ケアマネージャとして活躍されている方を招き
『三重県における居宅介護の情報と実情』
についてお話をしていただきました。
 
 
 
ご自身の仕事以外にも、津市や中勢地区でのお仕事が忙しい中、
今回、当社が居宅介護支援事業所を再開するにあたり、
 
改めて居宅介護支援とはなにか、また
患者様に安心してご利用していただくためには、どのような手順で、
どのようなことをすればよいのか、
など色々なアドバイスをしていただきました。
 
今回の勉強会は、薬剤師、事務、OTCスタッフ、
普段行わない業務でも、知る。ということの大切さを学びました。
 
皆様お疲れ様でした!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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